悪名高いレバレッジ規制…本当に悪?

どうも、ご無沙汰しておりました!
しばらくブログをお休みしていた間にFXにおけるレバレッジ規制(以下、レバ規制)について質問されたので、僕なりの意見を書いてみます。

 

レバ規制は皆様意見が様々あるかと思いますが、あくまでこれは1つの意見です。なので、読んでいる方と意見が違っていても多めに見てあげてくださいませ。
大丈夫!このブログを読んでくれている時点でアナタの心が広いこと、ちゃんと分かってるから(・∀・)<Thank you
さてさて。

レバレッジについてはFXを始めた人ならすっごく気になるところだと思います。
日本のFX会社なら基本的に取引手数料は無料なので、スプレッドでFX会社は収入を得ることになります。(それ以外にもいわゆる「客の注文を飲む」ことで利益を得る会社もありますが)

当然のことながら、業者としてはお客さんの取引量が多ければ多いほど儲かります。
「もっと皆ガッツリトレードしてくれー。そしたらウチらは大儲けや!」ってなことでレバレッジ規制が始まる前は400倍のレバレッジで取引できるFX業者もありました(現在は25倍がマックス)。いまはでごく限られた業者だけ、それも法人口座を持っている方々だけできます。

レバレッジについてはこちらもご参考にどうぞ。↓

なぜFXのレバレッジが成り立つのですか? 例えば、10万円持っていて …

 

「レバレッジがどれだけデカかろうが個人の自由じゃ、ロスカットがあるから元本は守られるしなー。好き勝手させろいコンニャロー!」
と、おっしゃる方もいます。

自分の予算を担保に大きな金額を取引しており、ロスカットという仕組みに守られているので、元本割れすることは原則的にないはずです。

ですが、あまりに高レバレッジで取引をすると、ロスカットが発動するまでのわずかな相場変動で生じる損失があまりに大きく、元本を割ってしまうことがあります。
これを僕はマイナスロスカットと言っていました。

そうなると話は面倒になります。
マイナス分の支払いをお客さんはしなければならないのですが、お金を失っていて冷静ではないところに「金払ってくださいねー、可及的速やかによろしく!」とFX業者が電話してきても、「ふざけるなー、お前たちのシステムが悪いからこうなるんだろー」と話を聞いてもらえないでしょう。

このへんのことは口座開設時の約款に書かれてあるんですが、まあ、読まないですよね、普通。
また、そもそも支払うお金がないという方もいらっしゃいます。

あとは取引量が大きくなるとトレードを行ううえで心理的な問題もでてきます。
冷静な判断ができず、損切りもできなくなりがちです。

大物トレーダーが大金を右から左に転がして冷静でいられるのは、自分が培ってきた手法や相場観に信頼をおけるからで、そうでない場合は「いつか相場は回復する」と願い続け、最後には耐え切れずロスカットになる方が非常に多くいらっしゃいます。

私もそうでしたが、大金を失うと誰かを責めて自分を守ろうとします。
そうした人々が金融庁に問い合わせをし、レバレッジの制限がないことを糾弾したのではないかと。

こうした制度は特に大物トレーダーは不満だと思います。
そのために法人口座を開設する人たちもいらっしゃいますしね。

ただ、一般的な個人トレーダーの方々には決して悪いばかりのものではないと思いますよ。
もし自分が取引をこなして実績を詰み、継続して収益が挙げられると自信が持てた時に法人口座を開設してレバレッジ規制を解除したって遅くはありません。

勝てるトレーダーの方々ほど、一時的な取引の収支よりも手法のテストに関心があるものです。少額取引で手法の試運転を徹底して行なっています。

試運転、とはいってもデモ口座を自分はオススメしません。
デモと実際のお金は本当に差があります。
言うなれば、竹刀でやっていた剣道が、真剣になってしまったくらい違います。
その状況でデモで取引していたとおり手法を実践していくことがいかに難しいか…。

今は1000通貨から取引できる会社も増えていますが、僕は初めてFXで実際のお金を使う方にはSBI FXさんをオススメしています。

1通貨から取引できますし、スプレッドの小ささが世界的に見ても最狭です。
まずはこのあたりから初めてみてはいかがでしょうか。(・∀・)

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