ども!
すっかりウィニペグもマイナス20℃の世界となり、Motoの鼻毛も元気に凍っております。
初めて凍った時は「これがウィニペグエクスペリエンス!」と感動にまかせて、TwitterにFacebookに、そして大切な人々に報告していました。
これで自分も立派なWinnipeger(ウィニペガー:ウィニペグの住人)の仲間入り?
おかげさまでたくさんの祝福の言葉をいただきました(笑)。
「そんなに寒くなると人が生活できなくなるのでは?」
と、思われる方もいらっしゃると思います。
自分もそうでした。
果たしてそれは本当なのか?
ぜひとも検証するべく先週の土曜日は「マイナス20℃体感ひとりウォーキングツアーの旅3時間コース」を決行してきました。
ウィニペグは寒い寒いとよく言われていますし、自分もコチラにやってくるまでは少し気になっていたところですので、少しでもこの寒さがどれほどのものか書いてみます!
ツアー服装一覧
ジャケット:
Polo Parkというウィニペグ最大のショッピングモールで売っていた。東京の冬に丁度いい程度のジャケットですが、まさかこれがマイナス20℃で通用するとは。$40)
長袖のシャツ:
UNIQLOで購入したもの。1,000円。
UNIQLOのヒートテック製品がこちらで販売されたらいいのになー。
ウィニペグで発売したら記録的な売上を達成すると思います。
インナーシャツ:
まあ、半袖のインナーシャツですよね。普通の。
普通すぎるので画像は載せません。500円。
ジーパン:
g.u.で買ったジーパンです。まさかこれがマイナス20℃で通用するとは。980円。
五本指の靴下:
Motoは五本指ソックスの愛用者です。
もう30を超えた立派なオッサンですから。
でも恥ずかしいので写真は載せません。
3足で1,000円。こちらでも手軽に買えたらいいなー。
ビジネスシューズ:
東京のドンキホーテーで買った2,980円のやっすいシューズ。
裏面がツルツルだから、氷の上でも滑りまくるぜ!
手袋:
Dolleramaで買った$3の手袋。まさかこれがマイナス20℃で通用(以下省略)
合計金額:1万円(0)前後
Motoはマイナス20℃に低予算で戦いを挑みます!
実際やってみた感想
晴天率がカナダでダントツのウィニペグだから、雪で真っ白の町並みに陽光がキラキラと輝いて綺麗。
下水道を流れる水のほうが温かいので、マンホールから蒸気が。
東京のドンキホーテーで買っていたビジネスシューズでも1時間は歩いていられました。
その後は指先がかじかんできましたけど……。
「体温が奪われるなら、作り出せばいいじゃない」
と、体育会系丸出しの考えで、ランニングしてできた発熱で難を逃れました。
ジャケットは完全に風を防げる仕様ではないのですが、十分通用します。
歩いて生まれた熱が、貫通してきた寒さに勝っていたようです。
バス待ちなどで立ち止まり続けていたら、ちょっとキツかったかもしれませんね。
$3手袋はとんでもなく優秀。
まったく寒さを感じません。
ジーパンは冷たさが直で足に伝わってきました。
下に一枚防寒用のタイツを履くのも手かもしれません。
これもジャケットと同じく立ち止まっているとキツくなりますが、歩いている限りは発熱で十分カバーできました。
ウィニペグは乾燥した寒さのため、肌の面した箇所は氷を押し付けられたように冷たくなりますが、衣服で覆われているとかなり寒さを軽減できます。
日本の湿気を含んだ寒さと違って、肌まで染み渡ってくる性質ではありません。
そのせいか、こちらに降る雪はパウダースノーになりやすく、雪だるまや雪合戦にはちょっと使いづらいみたいです。
降った直後の雪はフワフワのサラサラです。
Motoの体感ですので賛否両論あるかと思いますが、ウィニペグのマイナス10℃は日本の0℃に相当すると思います。
なので、冬になったからといって完全引きこもり生活に入らなければならないというわけでもないのかな、と。
マイナス30℃以下になる日も毎年1〜2週間ほどあるそうなので、さすがにその時は家で大人しくしておいたほうがいいかもしれません。
Motoは面白がって外に飛び出していくと思いますが。(・∀・)
最後に。
誰も「マイナス20℃体感ひとりウォーキングツアーの旅3時間コース」なんて真似しないと思いますが、無理と思ったら、最寄りのバス停に逃げこんでバスを待ってくださいね。
こちらのバス停は風よけが設置されているので、寒風はしのげます。
(注:Motoはココロが繊細なぶん、反比例してフィジカル面が頑丈、かつ、一般常識が欠如した脳の構造になっています。上記の体験談は参考にならないかもしれません。無理はやめましょう)