BRM903東京600ぐるっと安曇野1 スタート前

road landscape nature man ブルベ
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未踏の距離

ブルベで初クリアとなった「BRM507埼玉400km アタック矢祭」。
コロナで延期になっていた「BRM313東京200 花園」は7月に達成。

SR取得の最大の難関と言える距離である600kmブルベとして挑戦したのが、今回の「BRM903東京600 ぐるっと安曇野」だ。

キャッチコピーは「健脚向き峠めぐり」。
……ってレベルじゃねーぞと思ったのは後々のお話。

本ブルベでは密を避けるために生み出されたN2BRM形式のため、好きな日時に出走タイミングを設定できる。

つまり晴れの日を狙って開始できるということなんだけど、twitterで他のランドヌール達のチャレンジを観測しているとDNFの山が築かれていた。

土日を出走日時にしての挑戦では、天候に恵まれるタイミングが少なかったようだ。

一度のライドで600kmは走ったことがないし、参考獲得標高である約5,700mを登ったこともない自分にゴールができるのかは疑問だったが、やればきっとなんとかなるでしょう。

準備

ランドヌール達のブルベブログを読んでみると、皆さん丁寧なルートの下調べと持ち物チョイスだ。洗練されている。

ところが自分はそういった準備や計画というものがどうにも苦手なタイプで、下調べはほとんどしていなかった。

Google map上での試走もしていない。
Garmin Edge 830にルートをダウンロードしただけ。

慢心だと思いもするが、土壇場の適応能力に自信を持っているし、調べすぎると面倒になったりビビったりして挑戦自体をしなくなることもある。

持ち物としてはレインウェアは上下持ったし、モバイルバッテリーも持った。
これに今回のブルベで必須のフォトチェックフレームをプリントアウトした程度。
ハンガーノックを避けるため、パラチノースは多めにジップロックに詰めておいた。

その場の工夫でしのげなさそうな事態の準備だけはきちんと済ませておく。

9/3 一日遅れの出走

「ローディーの朝は早い」

しかしながら自分の朝は遅い。
普段から夜ふかしばかりしている。

おかげで朝6時に出走しようとしていた9月3日はまったく起きられず、それどころか普段以上に寝付けなかったため起床は午前11時頃だった。

スタート地点の武蔵中原までは家から50kmほど。
輪行で移動するほどの距離じゃないと思い自走で向かったが、失敗だった。

距離自体は大したことがないものの、道中の交通量と信号がキツい。
体力ではなく神経を削られていく。

たまらず一般道から多摩川サイクリングロードを通って向かうことにしたのだが、道幅が狭いのに関わらず利用者の多いこのルートも、それはそれで気を使ってしまう。
次回は絶対に輪行で向かおうと強く心に誓った。

武蔵新城のビジネスホテルに泊まり翌日スタートを決める

Google mapで「ビジネスホテル」と検索すると、すぐ近くに川崎第一ホテル武蔵新城を見つけた。

東横INNがいちばん近くではあったものの、話を聞くと県民割を利用するには事前に別プランで予約しておかないといけないとのことでやめた。

「川崎第一ホテル武蔵新城」に5分程度で到着。
チェックイン時に駐輪場は外にあると案内された。
施錠が可能な駐輪スペースとなっており、なかなか悪くない。

川崎第一ホテル武蔵新城に宿泊

かながわ旅割が適用できたので、割引とクーポンをもらって実質宿代が1,000円。
ありがたい!

かながわ旅割クーポン

かながわ旅割は電子クーポンでモダンな感じはとても気に入ったのだけど、利用できるところが少ない。
昔よく訪れていた「溝口温泉 喜楽里」が利用可能だったので、そちらに足を運んでゆったり温泉に浸かってきた。

しっかりと筋肉を揉みほぐして宿に戻る。

この日は割と寝付きがよく、しっかりと眠ることができた。

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