BRM429東京1900本州縦断桜前線の学び

ブルベ

行ってきました、本州縦断!

山口県下関から青森県大間まで1900km!
制限時間は190時間!

これまでの最長ブルベ600kmから大きく距離を伸ばした挑戦。
2023年のゴールデンウィークをフル活用したサイクリングでした。

初日から300km雨天走行があったり、2日目は迂回路による距離と獲得標高の追加があったりなど、様々な試練がありましたが、184時間53分でどうにかゴール。

道中の思い出を書きなぐりたい思いはあるのですが、膨大な時間がかかりそうですので、ひとまず今回学び取った知見というか、反省というか、ノウハウのようなものをメモしておきます。

約8日間に渡る連日ライドとなると、これまでのブルベとは異なる困難が待っていました。

体の痛み

痛みの出た箇所をリストアップしてみます。

箇所原因痛みレベル症状対応
前傾姿勢がきつい。首の後ろが痛む。

前を見るのがツラくなる。
ステム反転させハンドル高さを出した。
前傾姿勢がきつい。肩こりのような苦痛。ブラケットをやや内向きにしていたがまっすぐに戻した。
手のひらハンドル荷重、パッドの薄いグローブ。小指球(しょうしきゅう)のあたり。ブラケットをしゃくって、ハンドルに荷重しないようにした。
低強度で長時間ライドしている、サドルがやや前下がり。坐骨のあたりがサドルに圧迫されて痛みが出てくる。サドル角度をやや前上がりにした。

わずかな登り勾配でもこまめにダンシングするようにした。
右股関節不明。ペダリングで踏み込む際にわずかに痛みが走る。
気が付かないうちに解消されていた。
左膝サドル位置が前すぎ&高すぎた。

高い出力がだせるポジションではあるものの、靭帯の伸縮による動きの量が大きかった。

それが負荷となり3日めあたりに痛みだした。

ルブが切れて動きの悪かったチェーンでいつもの速度を出そうとして力み過ぎていた。
膝蓋靭帯(しつがいじんたい)のあたり。

ペダリングで靭帯が伸縮するたびに痛みが走る。
サドル高を大きく下げた。

するとペダリングが窮屈になるので、サドルを後ろに引き、脚周りの長さを出した。

こうすることで膝の曲げ伸ばしをする長さが短くなり、痛みが大幅に軽減され、そのうち解消された。

代わりに瞬間的に大きな出力は出しづらくなった。
胃腸長時間のライドと補給のための飲食で胃腸の働きが弱っていく。胃酸がこみ上げて胸焼けがする。

食欲が低下。
今回はほとんど胃の痛みは発生せずだった。

あまり間食せず、食べるときにたくさん食べるようにして、胃腸が活動する時間を短くしたのがよかったのかも。

関節の痛み止めにロキソニンと一緒に飲んでいた胃薬もかなり効果があったと思われる。
痛み一覧

体に痛みが出ると不快感から出力がどうしても低下します。
1900kmは痛みを無視して乗り切れる距離ではないので、早めに何らかの対応をしたほうが良いでしょう。

ロキソニンの鎮痛効果で凌ぐのもアリですが関節系の痛みは悪化していくだけなので、ポジション調整をして対応しました。

お尻の痛みなど、疲労蓄積系のものについては、サドルの前座り、後ろ座りをしたり、重めのギアを踏んでサドルに乗る体重を減らす、ダンシングで長時間のシッティングで溜まったコリをほぐすなどしました。

それでもツラいときは秘薬ロキソニン
単体で飲むと胃が荒れるので、食後に胃薬とセットで飲むようにしていました。

サドル位置

膝の痛み緩和を目的に徐々にサドル高を下げ、サドルを後ろにしていきました。
このポジション調整はかなり有効でした。

また、重いギアにしてペダルを踏むとサドルへの尻の重さが軽減されるので、お尻の痛みにも有効。

サドル位置が前過ぎると、膝の前側が痛み、高すぎると膝の裏側が痛む気がしています。

膝への負担を減らすことを最重要視したポジション調整なので出力は下がりますが、走り続けることのほうが大事なのがブルベですので、一日の走行距離という意味ではこちらのほうがより稼げました。

ハンドル位置

自分はそもそも乗っているフレームサイズが適正身長よりだいぶ小さいということもあるのですが、サドルとハンドル位置の落差がそれなりにありました。

初日の300kmが終わる頃には首と腰が痛い痛い…!


最初の宿にチェックイン後にステムを反転させてハンドルを高くし、サドルとほぼ水平になるように修正しました。見た目は悪くなりますが、そんなことを構っていられる場合じゃない。

この判断は大正解で、いやぁ快適でした。

上体が高くなったので空気抵抗が強くなるかもしれませんが、下ハンドルがつかみやすくなったので問題なし。時速30km超えたあたりから下ハンドルを掴むようにして走ってました。

また今回DHバーを装備していたのですが、ハンドルが高いことで腰を傷めずに使いやすくなりました。

ダンシングもやりやすくなりましたね。

充電ケーブル

Garmin Edge、iphone、ライト、骨伝導イヤホン、スマートウォッチなどなど。
充電ケーブルの種類は多種多彩。
ジップロックに入れて保管していますが、正直かさばります。

そこでオススメなのが「inCharge X」。
今回はこれを1本と他の種類のケーブルを持ってきていたのですが、「inCharge X」を2本持ってきたほうが正解でした。

コンパクトであり、様々な規格のデバイスを充電できるので持ち運ぶケーブルの数を大幅に減らせます。
また断線に非常に強いところも頼れるポイント。

自分は防水ケースにiphoneを入れているんですが、厚みのあるケースであっても問題なく端子が刺さるので、充電しやすくて便利。

サドル形状

今回のブルベでは普段乗っているクロモリディスクロードのMasi Tavolo完成車付属のサドルを移植して使いました。

クッション性があり、これはこれで良かったのですが、中央に溝があるタイプだと良いなと思いました。

というのも、下なお話になって恐縮なのですが、このサドルで長時間ライドしていると尿道が圧迫され続けることになり、いざコンビニ休憩などでトイレに立ち寄った場合に出が悪くなりました。

溝が切ってあるタイプなら問題にならないかなーと。

普通のライドの距離などではこんなことは発生しないでしょうが、そこは1900kmブルベ。
これまで経験のない種類のトラブルがわんさか経験できます。

ブラケットの内側絞りは肩が凝る

空気抵抗軽減に良いという情報と、なんとなく内側に絞ったほうがパワーが出せる気がしてブラケットをやや内側に向けていました。

長時間ライドしていることで気づいたのですが、脇が開いて肩に力が入っていたんですね。
肩こりに繋がりました。

途中でブラケットをハンドルに対してまっすぐに戻してあげたら肩こりが消えました。

日焼け止め

アイウェアで守られていた目元周りをのぞき、頬から顎にかけて日焼けしました。見事にパンダになっちゃいましたね。

お肌に優しくないので、次回はちゃんと日焼け止めを塗って走ろうと思いました。
今回はなんとかなりましたが、肌質や日差しの強さによっては普通にヒリヒリと日焼けによる痛みが発生するでしょう。

ニベアでなんとかしようと塗りたくっていましたが、保湿という意味で少しは楽になっていた気がします。

リップクリーム

常に日本海の潮風に晒されながら走行していたので唇がひび割れ、ちょいちょい出血してました。
ニベアを塗ってなんとかならんかと思いましたがダメでした(笑)

道中美味しくご飯を食べるために、ちゃんとリップクリーム使うようにしましょう。
刺し身の醤油が染みます!

タイヤ幅

普段は25cを使っていますが、今回は28cの「ビットリアコルサネクスト」でやってきました。
これが正解で、路面の振動吸収を抑えるのはもちろんなんですが、溝にハマる危険やパンクリスクを大きく下げてくれました

夜に雨の青森を走ったとき、道路に水溜りがあってその上を走行するときなど助かりましたねー。
水溜りで隠されていますが、実は想像以上に凹みが大きく驚いたことが2度3度ありました。

リム打ちパンクも起こらず、最後までタイヤはトラブルなしで走り抜けてくれました。

パッキングの技術

必要なものを必要なときに素早く取り出せる状態にしておく!これ大事ですね。

ワチャ付いている時間が蓄積されていくと頑張ってペダル回したアドバンテージがどんどん消えていく…

  • ギチギチに詰めないように気をつける
  • バッグ内部での定位置を決めておく

など意識したいものです。

あとこれは経験を重ねることで自然と磨かれる技術かとも思うので、これからも1000km超えのライドをこなしていきたいですね。

チェーンルブ

ルブは使い慣れたものを使うべきだという学びを得ました。

飛行機輪行で下関に向かいました。
空港でルブが没収されたら嫌だな、現地で調達するかと思い、入手したのがこれ、「フィニッシュライン ドライルブ」。

結論から言うと全然ダメでした。

初日の300km雨ライド後にこのルブを注油したのですが、水置換性がないためかチェーンが軽く回らない。
もともと使ってチェーン内部に浸透していたであろうKUREの自転車専用チェーンルブドライが切れてからは地獄でした。

踏んでも踏んでも速度は上がらず、コンビニ休憩を終えてリスタートしたら、コマの動きが悪くなりすぎて画像のような状態に…

おかげでスプロケの歯飛びをするようになりました。
必死にこのコマにルブを塗り込みつつグニグニ動かして、どうにかコマが動くようにしました。

最初はルブを疑っておらず雨でチェーンが錆びてしまったのかと思ってました。

チェーンを交換しなきゃいかん!
そう思ってGoogle mapを調べるとコース場に石川県白山市のショップさんを発見。

当時いた福井県の漁火街道から90kmくらい距離があったのですが、この区間本当に速度があがらず苦しみました。

チェーン交換してもらったら、ペダルが軽い軽い!
スピードがガンガン出るようになりました。

が、そこから200kmくらい走ったあたりで、そろそろルブを追加するかと思ってフィニッシュラインのドライルブを注油すると…?

みるみるうちに抵抗増大。
チェーンにトリモチでもへばりついてるのかというぐらいに遅くなりました。

原因がはっきりしたので、チェーンを布でゴシゴシと拭き取って、非常用のKUREのルブを注油。
再び走行性能が復活しました。

フィニッシュラインのドライルブは昔使ったことがあって、そのときはこんなことなかったのになー。
不良品だったのか、デュラチェーンとの相性が悪いのか…?

あと、amazonのレビューなどにも散々書かれていますが、フタを開けるのがエラいしんどいです。
コツとかあるのか?

宿の予約

事前に1泊めと2泊めの宿、それと最終日の宿の予約はとってありました。

他の日程の宿は進捗に合わせて当日予約していくスタイル。

最終日の宿予約しておいたのは、下関からライドに関係の荷物(普段着など)を受け取っておいてもらうため。

役に立ったのは、トリバゴと電話予約ですね。

トリバゴは複数予約サイトの空室を一括検索してくれるので助かります。
昔、ホテルのフロントの仕事をしていたのですが、空き部屋の情報って各予約サイトに手作業で割り振っていたりします。

つまり、楽天トラベルでは空室なしでも、booking.comには空室ありという状況が発生する、ということです。

それを見逃さずに予約できるのがトリバゴの便利なところですね。

ただトリバゴを使ってもゴールデンウィーク期間中なので宿が見つからないこともあります。
そういうときはGoogle mapで「ホテル」と検索し、(失礼な言い方かもですが)予約サイトを使っていなそうな昔からある旅館を狙って、電話で予約をとっていきます。

秋田の酒田市ではこの方法でスムーズに宿を見つけました。
ネット全盛の時代だからこそ、アナログ予約の技が光ります。

万一宿がとれなかった場合は、道の駅かコインランドリーで寝るつもりでしたが、今回は幸いにしてその機会はありませんでした。

あくまでゴールするためのスピードにこだわるなら、コインランドリーで洗濯している間に仮眠をとって休むという手法が最速でしょうけど、これはできる人が限られますねー。

シャーミークリーム

ワセリン小分け作戦はうまくハマりました。

次はProtect J1をぜひ試してみたいところ。

グローブのパッドは分厚いものを

600kmブルベまでであれば手が痛くなったことはなかったのですが、連日のライドでさすがにダメージがありました。

雨が降ったりすると素手でライドしたりしていたので、路面の振動でやられてしまいました。

ブルベ中はマウンテンバイク用の肉厚グローブなどを使うのが良さそうです。

とはいえ、2日連続300km素手で走った時点では手はまだ大丈夫だったので、ハンドルへの荷重をしないようにできているなと感じました。

ハンドル荷重すると段差や溝でのパンクや、障害物にぶつかった場合に前のめりに転倒するリスクが増えるので危険でもあります。

バーテープはモチモチ仕様に

ブラケット以外にも下ハンやハンドル手前側など、疲労分散のために握り方を使い分けますが、このときバーテープが薄いと振動で手のひらへのダメージが蓄積します。
次回は分厚いモチモチのバーテープで挑みたいですね。

雨用のグローブ

最終日の青森では気温が4℃まで下がり、強い風だけでなく雨も降っていました。
冷たい雨、これは体を芯から冷やしてくるのでツライです。
ただのグローブではびっしょりと濡れてしまい、手が寒さで動かなくなって危険です。

ゴムの手袋は防水だけでなく風をまったく通さないので防寒にもなります。
次回は普段は指ぬきグローブしておいて、寒くなったらその上からこのワークマングローブを着用しようかと。

それでも寒ければコンビニで軍手買って、ワークマングローブの下に着用すれば氷点下でも大丈夫と思います。

このワークマングローブ、タッチディスプレイ対応なのもポイント高いですね。

バイク本体より積載荷物の軽量化を狙ったほうがコスパが高い

バイク自体は軽量化よりも快適性に振ったセットアップにして、積み込む荷物の小型化・軽量化を探るべきと思いました。

例として、

  • 使用するデバイスの使用電力にマッチしたモバイルバッテリーを選ぶ
  • 携帯するチェーンルブの容量
  • レインウェアを軽量コンパクトなモデルにする
  • 圧縮袋やジップロックを活用して、荷物を小さくまとめる

など。

レインウェアのパンツの裾はちゃんと絞ろう

特に右足に注意してください。
フロントがインナーに入っていると、裾のドローコードがクランクに巻き込まれて危険です。

自分はこれでドローコードが初日に千切れてしまったので、コンビニのビニール袋で縛って裾がクランクに巻き込まれないようにしていました。

ウェアはボロボロになる

連日疲れているので宿についてからのウェアの扱いが雑になっちゃうんですよね。
洗濯ネットもないので、ウェアのあちこちにほつれが…

ブルベの場合はレース系イベントで使うような立派なジャージは着てこないほうが良さそうです。
着心地重視で破れても惜しくないウェアが良いかと。

くじけないメンタル

今回の本州縦断1900km、おそらく自分が中間地点のPC通過最後だったと思います。
Twitterを見れば自分より300kmも先を走っている方々もおり正直気持ちは焦りましたが、私、ピンチに強いコです。

最後尾を走っている、いかん、時間制限が厳しい!

ではなく、

しんがりを務める!

という認識に塗り替えました。

自分が時間制限ギリギリで走っているなら、ペースアップして走ることで同じく後方を走っているランドヌールと合流し時間内完走ができない人を一人でも減らせるかもしれない。

そういう思考にすることでポジティブな気持ちになり、最後尾を走ることも楽しくなってきます。

ランドヌールは基本的には自らの力で走り切ることが前提となり、誰も自分に救われることなんてもちろん望んでいないのでしょうけど、大事なのは気の持ちようです。

気持ちが折れないよう、現状を少しでも楽しく考えられるなら、多少ぶっ飛んだことを考えるのも良いのじゃないでしょうか。

青森県に入ったところで、ずっとtwitter上で進み具合をチェックしていたゆうさくさんに追いつけたのは嬉しかった!

疲労の蓄積

600kmまでのブルベと大きく違うのはここでした。どんどん体と機材とウェアがボロボロになっていきます(笑)。

ウェアと機材の損耗はある程度割り切るしかないところですが、体のほうはケアしないといけません。
ホテルではなるべく浴槽に浸かるようにし、体中の筋肉を揉みほぐすようにしていました。

DHバーは強い

両手を前に突き出すことで空気を切り裂いて抵抗が少なくなっている感触はたしかにありました。

タイヤを28cにしていたおかげで、路面の溝もDHバー掴んだまま安定して走ることができました。
今回、海岸線沿いを走るルートだったこともあり、風が強い場所は強かったです。
そうしたときにDHバー掴んで前方投影面積を減らして走れたのは大きい!

ロングライドで使用する場合、ハンドル高いほうがいいかな。
低いと腰と首へのダメージが凄くてDHバー握っていられなくなるんですよね。
あと視線が低くなりすぎると路面状況をちゃんと見れなくなって公道では危ないと思われる。

あと可能なら両手はなるべく前に突き出すのが良いように感じました
イメージとしては戦闘機の先端のような。
両手が前にあるほど、切り裂いた空気が体に当たるまでに広がって、より少ない抵抗で走行できた気がします。(自分のフィーリングとしてそう思っただけなので、流体力学に詳しい方からすると間違っているかも?)

緩やかなダウンヒルや、強烈な向かい風、速度が30キロ超えたあたりなどで使っていました。
路面の悪すぎる場所、住宅街、見通しの悪い道路では使用は避けましたが、今回のルートではかなり多用できたので、取り付けてきてよかったです。

宿チェックイン後のフロー

チェックイン後は汗と雨でドロドロになった体を一刻も早くシャワーで流したいところです。
が、そうするとシャワー終わりにビジネスホテル内のランドリーに向かって洗濯機を回して完了するのを待つ時間が必要になります。

睡眠時間は貴重。
自分はルームキーを受け取った後は、

  • チェーンの拭き取りと注油
  • サイコン、骨伝導イヤホンなバッテリー容量の小さいデバイスの充電
  • シャワーを浴びないまま部屋に置かれたガウンに着替え
  • ジャージの洗濯
  • シャワー浴びる
  • 脚の筋肉が熱を持つと眠りづらいので、冷水でアイシング
  • ニベアを塗ったり、股擦れ防止のシャーミークリームを塗ったりとスキンケア
  • 洗濯物回収して干す
  • スマホ、ライトなどバッテリー容量の大きいデバイスの充電
  • 明日の走行ルート・天気をざっと確認
  • 就寝

というフローにしていました。
チェックイン後は1時間30分以内で寝付きたいところです。

食事

プロテインバーやジェルだけでなく、バナナやリンゴなどの果物や牛乳などの加工されていない食品をなるべく食べるよう意識しました。

大量に汗を書いて、食事が甘いものばかりだと骨がスカスカになるんだと医療漫画の名作「K2」に描かれています。

普段牛乳を飲んでいるときより甘みを強く感じました。
体が必要としている栄養素を含んだ食事は美味しく感じるそうです。

コスパは悪いですがコンビニでサラダも買って食べるようにしてましたね。

なるべく「食」を楽しむようにしました。
8日間も無機質な食事では心が乾いてしまって前に進む元気がなくなってしまいます。

朝食ビュッフェがとれるホテルでは、もりもり食べて栄養補給しました。
ガッツリ食べておくと途中のコンビニ休憩の回数を減らして距離を稼げることがわかりました。
朝6時くらいから朝食開始なので、少しスタートは遅くなりますが、今後のブルベでも積極的に朝食ビュッフェは使っていきたい。

眠気対策

大きく3パターン対策はあります。

  • 仮眠がとれる状況なら20分仮眠、起床後にコンビニでホットコーヒーを飲む
  • 寒すぎる、雨をしのげる場所がない、宿のチェックイン時間に間に合わせないといけない、など仮眠ができない場合は「メガシャキ」などのドリンクをコンビニで入手して飲む
  • 出力を上げて心拍を上げる。体を活性化させて眠気を吹き飛ばす

可能なら仮眠をとってしまうのが最良です。
わずかな睡眠で驚くほど眠気はなくなります。

カフェインで対応するのは胃が荒れる原因になるのと、眠気が消えるまでそれなりに時間がかかるように感じます。

心拍を上げて走るのは、その時点での疲労具合もあるし、いつまでも続けられる走り方ではないので、こちらも一時しのぎですね。

本州縦断中の平均睡眠時間はちゃんと記録していませんが、おそらく4時間前後だったかと。
疲労は後半のほうが出ますが、眠気に苦しんだのは前半のほうでした。

後半になってくると生活習慣ができてきて、短時間睡眠で質の良い眠りがとれるようになったのかもしれません。

以上!つらつらと書き殴ってきましたが、何かの参考になりましたら幸いです!

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