ども!
カナダから帰国後の暮らしは万事順調。
日本のビジネス社会にスムーズに適応しているMotoです。
さてさて、皆さん元気に海外生活のプランニング、もしくは現地での暮らしを楽しんでますでしょうか?
「行きたかった国で充実した毎日を過ごし、その結果多くの出会いに恵まれ、無事に永住権取得!やったぜ!俺はもう二度とこの地を離れない!」
と、めでたく夢を実現させた方もいらっしゃるその一方で、移住を諦めた方、やむを得ない事情で一時帰国することになった方なども多くいるかと思います。
今回は日本社会への復帰についてちょこっとMotoなりのささやかなアドバイスを。
人生で3度のワーホリ、3度の帰国をしている経験からぜひ知っておいていただきたいTipsです。
パワーアップして帰国したはずが…
現地で働いて友人作って。
ときには大変なことがあったりして。
たくさんの人々に助けられながら、成長して。
「いまの自分にはできないことなんて何もないぜー!」ってテンションで帰国したとしますよね。
けど、その先には期待はずれな展開が待ち受けている可能性が大だったりします。
海外での貴重な経験は語りすぎに注意
日本に帰国してからは再び新しい環境で多くの出会いが待っていると思います。
当然自己紹介の機会も多くなるわけで、自然と海外での体験を語ることもあります。
Motoのような口が達者な人間ですと、ついついドヤ顔しながら自分なりの武勇伝をペラペラ話してしまうわけですが、こんな時は要注意です。
興味のない人からすればまったくどうでもよい話、でもそれが注目を集めているなら普通は面白くありません。
良い悪いではなく、海外話は相手を選ぶことが必要です。
「海外ではね、海外ではね」
と、日本で言い続ければ、相当に居心地は悪くなってしまうでしょう。
無意味に『外国かぶれ』の不名誉な称号をいただくこともありません。
話は望まれた時に話すくらいがちょうど良いかと。
自分から切り出すのは仲良くなった人限定にしたほうがいいかもしれません。
評価されないワーホリ生活
結論だけ最初に言ってしまいますと、ワーホリは面接の場では「遊び」の一言で済まされます。
名前に「ワーキング『ホリデー』」って付いちゃっているのも悪いのかなーとは思うのですが。
イメージで判断されますよね、これ。
Motoはワーキングホリデーという制度は、正しく利用すれば人間的に大きく成長できる素晴らしいものだと思っていますが、こうした見方をされているのが世の中の現実だと理解しておいたほうがよいかもしれません。
残念ながらあなたの海外での経験を適切に評価できる人はほとんどいません。
例えば自分がオーストラリアにいた時、現地のマクドナルドで働いているという日本人に尊敬の念を持ったものですが、就活における彼の評価は高くないでしょう。
「マクドナルドだったら日本にもあるでしょ?ただのアルバイトじゃない」
と、デキる人事担当以外には思われてしまいます。
ですが、ローカルな人たちのみが同僚という職場で、かつ、マクドナルド並みのコミュニケーション能力を求められる仕事を無事こなせる方なら、どれだけ低く見積もっても英語のレベルはTOEIC800点以上、英検で言うなら準一級並みの語学レベルです。
外資系企業の日本人スタッフ求人案件でしたら、たいていの場合語学要件は満たすでしょう。
もし自分が人事なら英語を使った実務経験のないTOEIC900点以上の方より、海外マクドナルド勤務者を面接に招きます。
成長の証明=TOEICのスコア
日本では英語レベルの判断はすべてTOEICに依存しています。
例え、あなたが重度の対人恐怖症で社交性がゼロだったとしても、TOEICで900点以上を持っていたら、「めちゃくちゃ話せる人」と、良くも悪くも認識されます。
海外の大学を卒業したなどであれば高い評価を得られると思いますが、最も簡単に英語能力をアピールするにはTOEICが最短ルートです。
受験した経験のない人はTOEIC800点以上となると高いハードルのように思えるかもしれません。
実際はそうでもなく、ワーホリ中にやることをやっていれば、比較的カンタンに突破できるはずです。
就活開始前に受験しておくことを強くオススメします。
このスコア次第で帰国後の就職活動、周囲からの目線が大きく変化します。
英語はどれだけ忘れる?
スポーツと一緒で筋肉が訛っていくようなものです。
使わなくなれば、どんどんと衰えていきます。
でも、また海外に出てしばらくすれば、当時話せていたレベルで話せるようになれるので、心配しすぎなくても大丈夫かと。
スピーキング | がっつり悪くなります。 |
リーディング | あまり下がらない。 |
リスニング | ドラマを見ていれば維持できる |
ライティング | あまり下がらない。 |
逆ホームシックの症状の例
- 海外にいた頃は日本が恋しくてたまらなかったものが、帰国して数日経つとあっという間に息苦しくなってくる。
- 目標を見失い、この先日本でどうやって生きていこうかと迷走し始め、長引きかねないニート生活。
- 日本のニュース(アイドルや芸能人)に関心がなくなる。
- 話が合わなくなる。
帰国後1年間が症状のピークですね。
選んだ勤務先に大きく関係しますが、海外で学んだ経験とスキルがまったく活かされず、また「このスキルを身につけるためにやっているんだ!」といった目的意識がない職に就いた場合、フラストレーションを感じるかもしれません。
1年経っても治らないときは?
再び日本から飛び出すしかないでしょう。
「いや、でもまたワーホリに行ったりしたら、本当に日本で就職できなくなってしまうかも…」
ええい、将来の心配なんかすんな!
不完全燃焼な気持ちで日本で過ごしたって何一つモノになんかなりゃせんのですよ!
学生ビザ取ってその国に戻るなり、他国のワーホリに挑戦するなり、グダグダ言わずさっさともう一回行ってこーい!ヾ(`Д´)ノ”
………( ゚д゚)ハッ!
失礼、過去の自分を思い出して熱くなってしまいました。
けど真面目なお話、逆ホームシックは悪化していくと鬱に繋がっていくから要注意ですよ。
結論:日本と海外は違うものであると認めて、切り替えを行うこと。
いかがだったでしょうか。 ワーホリ帰国者に向けて、というよりも初めてのオーストラリアワーホリから帰国した当時の自分に向けたメッセージになってます。(汗)
「日本に帰ったらギャップに打ちのめされるんだろうなー、覚悟しておかないとなー」
と、心構えを持って日本に戻ってくると案外と日本での社会復帰が順調に進みますので、よかったら頭の隅にでも置いといてくださいねー!
ではでは!