BRM903東京600ぐるっと安曇野6 通過チェック5まで

ブルベ

山を超えて千曲市から安曇野市へ向かいます。

この区間は全行程の中で最も怖かった区間。
ルートのほとんどが灯りのない真っ暗な峠道を登っていく。
このときほど同行者がいてくれてよかったと思ったことはない。

もし1人で走っていたら疲労や寒さではなく、恐怖でDNFしてしまっていたかもしれない…

幽霊や不審者がいつ脇道から現れるかとビクビクしながら進んでいた。
景色は真っ暗で何も見えないし、立ち止まるのも怖いのでノグさんと二人で黙々と進んでいった。

今回の恐怖スポット・県道55号大町麻積インター千曲線 四十八曲峠トンネル

怖さのピークとなるのはこのあたり。
深夜に人間が立ち入って良いような雰囲気ではなかった。

霊感が強い人なら引き返してしまうんじゃないだろうか。
ここで幽霊が出ないなら、幽霊の出現箇所などこの世に存在しない。

四人峠

きっと昼間に訪れていれば車どおりの少ない、長閑な道として楽しめたのだと思う。
夜間に訪れると薄気味の悪いだけなのである。
しかも読み方がこれ、「よにんとうげ」じゃなくて「しびととうげ」なんですって。
「死人峠」と脳内で漢字変換してしまうよ…

ググってみたのだけど、どうして「四人峠」と呼ばれるようになったのか、その由来は不明なんだそうな。

少し前に雨が降っていたのか路面が濡れていて、ところどころ水たまりがあったのがまた不気味な雰囲気に拍車をかけていた。

見えてきた安曇野市の夜景。人の生活の明かりにほっとする。

セブン-イレブン 安曇総合病院前店まで 275km地点

コンビニの明かりはランドヌールに安心を与えてくれますな。

自分は信州健康ランド、ノグさんはさらにその先のホテルで仮眠をとろうと予定してあったのだが、現在の走行ペースだと到着するのがかなり深夜になりそうだ。

疲労も溜まってきており、この頃から少し気持ちに焦りが出始めていた。

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