移民の理由は人それぞれ…MPNPオフィスのセッションに参加してきました!

ども!

MPNPの審査をしている人達ってどこにいるの?
電話やメールじゃなくて、直接オフィサーに会って話を聞きたい!

MPNP申請を考えた時、こう思う人も少なくないかと思います。
マニトバでの移民を目指す外国人にMPNPのスタッフが行っているセッションがあるので、ウィニペグ到着後は一度参加してみると良いかと思います。

Motoもレイオフをきっかけに平日がお休みになったので、セッションに参加してきました。
今回はそこで行われたホームページに書かれている内容より、ちょっとだけ突っ込んだ内容の質疑応答についてまとめましたよ。

基本的な知識はMPNPのホームページや過去のMotoの拙訳からゲットされている前提でお話します。

免責事項:
MPNPに限らずカナダでは担当者によって言うことが変わります。
今回のMotoが聞いた話もあなたが問い合わせをすると違った回答が返ってくる可能性が十分考えられます。
しっかりとご自身で確認するようくれぐれもお願いします。
また、その際には担当者の名前は最低でも控えておき、できればメールでやり取りを証拠として取っておくと良いでしょう。
「言った、言わない」の話になれば間違いなく負けてしまいます。
ご注意くださいねー!


MPNPオフィス連絡先

住所:7th Floor, 213 Notre Dame Ave, Winnipeg, MB
電話番号:204-945-2806 (セッション参加には事前電話予約が必要)
メールアドレス:immigratemanitoba@gov.mb.ca
セッション開催日:毎週火曜日と木曜日

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セッションの進行

パワーポイントをプロジェクターで表示させて、MPNP申請についてのガイダンスを行っていました。
内容は基本的にはMPNPのホームページに書かれているものと一緒です。
なので、一度ここに目を通して疑問点をリストアップしてからセッションに臨むというのは望ましいかと思いますし、参加者のほとんどはそうしているようでした。

セッションの参加者

説明役であるファシリテーターは50歳前後のおばさんでした。

Moto以外の参加者の顔ぶれはウクライナ、インド、ギリシャ、ナイジェリア、フィリピン、中国、ドイツなど10名ほど。
男女比率は男9人、女1人。

最初に簡単な自己紹介と移民になりたい動機を話すのですが、皆、Motoと違って真剣さが違っていました。
Motoには帰ることができる国がありますが、他の参加者達は母国に不満があるとか、そういうレベルではなくて経済や政治的な理由で絶対に移住にしなければならない人たちが多かったですね。

中にはガンスミス(銃職人)をしていたというウクライナの若者もいました。
英語も流暢に話しますし、明るく、社交的な性格にも見えましたが、そんな彼でも母国で生活していくのは厳しいのだそうです。
それで彼女を連れて二人でウィニペグに3週間前にやってきたんだとか。
彼の持つオープンワークパーミットは1年間有効なのですが、なかなか仕事探しが難航していて焦っている様子でした。

参加者のほとんどが最初から移住目的で直接ウィニペグに来ている人が多かったですね。
家族を呼びたい人が多く、親類や友人を呼ぶためのマニトバサポーターとなる条件について強い関心を持っていました。
マニトバサポーターについてはこちらの拙訳をご参照ください。

MPNPの判断基準

セッションを通して始終ファシリテーターが言っていたのは、「MPNPの判断基準はマニトバで長期的に暮らすための意思と適応性」だということ。

各州の行っているプロビンシャルノミニープログラムの中でMPNPは最も条件の簡単なものといえるかもしれませんが、カナダ永住権を取得後、他の州に移動すると判断される要素のある人は非常に不利になります。
つまり、カナダの他の州で仕事をした、学校に通った、家族がいる、親戚がいる、など、マニトバより強いつながりのある人は逆に他のプロビンシャルノミニーよりも難しいかもしれません。

語学能力のテスト

職業レベル(NOC)によってはマニトバの大学や学校を卒業していても英語テストが必要。
MotoのようにNOCで英語テストが不要とされている職種で働いていたとしても、レイオフなどで別の職種に移った場合はテストを受ける必要あり。コチラを参照。

テストにはIELTSとCELPIPの2種類がありますが、どちらも$300近くして高いんですよねェうう、ちくしょー (T_T)

カレントリーワーキングインマニトバとオーバーシーズスキルドワーカーのマニトバにおける就労経験について

フルタイムでさえあれば仕事の職種は本当に何でもいいそうです。

ただ、申請者の中にはよくMPNP申請の2つの方法であるカレントリーワーキングインマニトバ(現在マニトバでフルタイムの仕事をしている人向け)とオーバーシーズスキルドワーカー(それ以外のポイント制での申請をする人向け)の条件をごちゃ混ぜにして理解している人が多いので、注意して欲しいとのこと。

カレントリーワーキングインマニトバのカテゴリで申請を行う人でワークビザの有効期限が切れそうな場合は、遅くとも1ヶ月前には申請を行ってほしいとのこと。
審査には2〜3ヶ月かかるため、ビザの延長手続きを行うためにそのぐらいの猶予が必要だそうです。

マニトバサポーターの条件

セトルメントプラン(定住計画書)パート2は対象者1人にeメールで送付されます。
協力者は1人で良く、また協力者は
一度に複数の親類のサポートを行うことができます。
ただし、彼らの生活を支援する能力があることを証明することが必要です。

MPNPやCIC(カナダ移民局)からのコンタクト

MPNPは申請者にコンタクトすることがありますが、CICは基本的にはコンタクトしてこないとのこと。

なので、MPNPからカレントリーワーキングインマニトバのカテゴリでノミネートされ、承認のレターを受け取った後に母国に帰国することはOK。
ただし、連絡先をMPNPに知らせておく必要があります。

定住のための資金、セトルメントファンドの金額

セトルメントファンドを心配する人が多かったが、カレントリーワーキングインマニトバで申請した場合、マニトバ内で収入を得る手段が確立されているわけで、HP記載の金額を所持している必要はありません。
これはオーバーシーズスキルドワーカーの申請者に影響するものだと考えたほうがいいですね。

 

ってなわけでMPNPセッション体験談でした!
次回はImmigrant Centreが行っているワークパーミット所持者が利用できる無料の使える仕事紹介サービスについて書きますよー!

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