ども!
バンクーバーにきてから1ヶ月が過ぎようとしてます。
早かったような、そうでもないような。
実際に働いたり観光したりといったワーホリらしいアクションはなく、これからのカナダワーホリ有効活用のためのリサーチと面接をメインにやってました。
今回のワーホリの目的
ここに来て残り11ヶ月をどう使っていくかが見えてきましたので、まとめておきたいと思います。
タイトルにも書いてありますが、今回で3度目、そして人生最後(スイスのワーホリは唯一35歳まで申請可能)となるMotoのワーホリの目的は永住権ゲットへの挑戦です。
ですので、このブログはワーホリで海外生活を経験したいとか、英語の勉強がしたいとか、外国人の素敵な彼氏彼女が欲しいわーって方々にはあまり参考にならないかも?
そもそもなんで永住権が欲しいのさ?
と思われる方、いらっしゃると思います。
この1ヶ月間、バンクーバー各所の面接先のジャパレス(ジャパニーズレストラン=日本食レストラン)で志望の動機を問われて「ビザ狙いです!」とハキハキ答えていたMotoは、よくこの質問をいただきました。
そりゃそうです。
なにせMotoはまだカナダに来たばかり。
好きかどうかも分からない国の永住権がなぜすぐに欲しいのか?
Motoは現在31歳、今年で32歳。世間的には嫁さんと子供がいて、会社でも中堅として新人を引っ張っていく年代です。
しかしそこはそれ、これはこれ。
以前訪れたチベットで、かつてダライ・ラマ先生は「幸せになる方法とは?」と質問されて
「自分と他の人を較べないことです」
と応えたそうです。
さすが分かってらっしゃる。
そんなわけでMotoは国内外でバラエティー豊かな職歴を築きあげつつ(職を転々とも言います)、アジア各国をバックパッカーとしてフラフラと放浪したり、オーストラリアで2回のワーキングホリデーをしたりと両親を不安にさせてきました。m(__)m<スイマセン
昔は日本が嫌いだった時期もありましたが、今はそうでもなく、残り50年あるかないかの人生を日本で全うするのも全然アリだと思っています。
愛国心だってあります。ありすぎて予備自衛官にもなっています。階級は三等陸曹です。(予備自衛官とは?って思った人はコチラ)
食べ物は美味いし、人は礼儀正しいし、約束が破られることもほとんどない。
街は清潔、温泉がある、安全、超ハイレベルなカスタマーサービス、深い歴史、と世界に胸はって誇るべきものは山ほどあるさー。
んじゃ、なんでカナダへ?
日本が嫌いだから移住するって人は多くいるけど、そうでもないのになんでカナダ来たの?
って話です。
端的にまとめると海外放浪の集大成として永住権がとりたいってことです。
「いやいやいや、永住権って別に資格とかじゃないじゃん」
「そんな動機で移住とか考えないでしょ、普通?」
「もっと長く暮らしてみて、良い国だと思った時に考えるものじゃないの?」
「………( ゚д゚)ポカーン」
となる方もいらっしゃるかと。わかります。
僕も動機の不順さ、無鉄砲さ加減はいかがなものかと思います。
ただ、これが自分の一番強い動機だってことは確か。
それと「国が好きになってから移住を考える」というのは当たり前のようでいて、実は大きなミスにつながる考え方かもしれません。
例えばのお話で僕の実体験を挙げます。
2回目のオーストラリア滞在「セカンドワーキングホリデー」中の話
Motoは日本語ツアーガイドをしていました。
最初は空港の送迎やホテルチェックインアシスタントの仕事をしていましたが、あまりやり甲斐はありませんでした。
砂漠のど真ん中のリゾート地だったのでお店もあまり無く、物価も高い、冬は寒いわ、夏は熱いわ、おまけにハエの大群に顔面張り付かれるわと悪い面ばかりが見えていましたね。
「俺はオーストラリアになんで2回も来ているんだろう」
と考えることさえありました。
そんなネガティブな考えが変わったのは、ツアーを任されるようになってからでした。
人前で話すのは小さな頃から得意でしたが、話すネタを見つけるためには色々と調べ物をしなければなりません。
リゾート内に唯一ある小さな図書館に通って、英語で書かれたガイドブックを辞書を使いながら調べたり、ビジターセンター内の展示物を食い入るように眺めたりとやっていくうちに、どんどんと物の見方が変わってきました。
何もない砂漠だと思っていたものが、実はとんでもなく奥の深い大自然だということに気付かされたのです。
それからは先輩ガイドの皆さんにも貪欲に質問するようになりましたし、少しずつ受け入れてもらえるようになっていきました。
先輩方からは英語についてもガイドについても学ぶことが多く、今でもfacebookを通してその活躍ぶりを拝見させてもらっています。
特に砂漠でBBQをした後に星空を案内するツアーはMotoが最も得意とするもので、あの新月の夜の例えようもないくらい美しい砂漠の星空をドヤ顔でガイドするのは最高です。
「ガイドさんの説明、面白かったよ!」
と、ツアーの終わり際に言われると、背筋が震えるくらい気分がいいんですよ!
気がつけばあっという間にワーホリビザで一つの会社で働ける上限の6ヶ月は過ぎました。
最後のほうはガイドを仕事とは感じておらず、遊びに行ってお金をもらっているくらいような、そんな理想の仕事になっていました。
「もっとここで働いてみたい」
そう思ってビジネスビザを発行してもらえないか、当時のボス(上司)に尋ねました。
ボスも調べてくれましたが、Motoの学歴(短大卒相当)や日本でツアー関係の職歴がなかったこと、リーマンショック以降のオーストラリア移民局の審査基準を考慮すると、ビザ発給は難しいことが分かりました。
この時からMotoにとってビザはとても重い意味を持ちます。
日本に帰国して就職して働いていた間もMotoの頭の中にはビザのためにガイドの仕事が続けられなかった無念が燻り続けました。
それまでハンディになると意識していなかった学歴は海外で大きな意味合いを持つようになると知り、通信制の大学に働きながら通えないかと資料を集めたりしましたし、それまで勉強していた英語以外にも強烈なスキル、例えば会計、医療、プログラミング、調理などビザ発給を受ける上で有利になるものはないか模索しました。
このビザという宿敵に勝ちたい。もう1度挑戦したい。自分のやりたかったことが、どこかのお偉いさんが決めたルールで諦めさせられたという事実を克服したい。
そんな理由から今回のカナダ永住権ゲットを思い立ったわけです。
これから海外で生活を始める方へ
これから海外で生活してみたいと考えている方にこれだけは伝えておきたいのですが、あなたの滞在したい、あるいは滞在している国が好きになってからビザのことを考えるようでは遅いんです。
好きになる前提でビザをもらっていけるよう行動するべきです。
もし今のビザの滞在期限が来てやはり好きになれなかったら、それまで進めてきていた準備をやめて帰国すればいいだけの話。
誰が迷惑を被るわけでもありませんし、少なくともご両親は子供が無事に日本に帰ってきてくれて安心してくれます。
でも、ビザの猶予がないと準備ができないこともあります。
それを裏付けるような制度がカナダの各州が行なっているノミニープログラム。
各州によって制度は異なりますが、いまMotoが滞在しているブリティッシュコロンビア州では「飲食、旅行などの業界で9ヶ月以上同じ雇用主の元で働き、その後も雇用を継続する保証がある場合」の人を対象に永住権の申請ができたりします。つまりジャパレスの調理補助をしていた人でも雇用主のオファーさえあれば永住権の申請ができるんです(詳細は必ず公式ホームページで確認してくださいね!)。
この制度に気づいた時にビザの期限が9ヶ月を切っていたら、別に就労ビザ(ワークパーミット)の発給を受けなければならず、難易度がワンステップ上がってしまいます。
ここ1ヶ月の活動結果とマニトバのミニープログラムとの出会い
第一志望の仕事先
Motoは当初、Webデベロッパーとして採用されることを目指し大量の企業、リクルーターにレジュメ(履歴書)をメールで送りました。
その時のことはワーキングホリデー中の仕事探しをご覧くださいませ。
ノミニープログラムとは少し違うのですが、カナディアンエクスペリエンスという種類の永住権申請方法を考えていました。
でも残念ながら音沙汰なし。
1ヶ月が経過しそうですので、いったんここは見切りをつけます。
独学でスキルを磨き、ポートフォリオサイトの充実、カナダでWebサイトを欲しがっている人を見つけフリーランスとして活動を行いながら、様子を伺っていくことにします。
ジャパレスへ面接へ
次にノミニープログラムを利用して永住権を目指すべく、バンクーバーのジャパレスにレジュメを持って回りました。
ジャパレスというとワーホリの代表的な仕事先の一つですが、実はMotoはいままで働いたことがありません。
そんなMotoですが、Webデベロッパーの仕事探しをしている時とは打って変わって、面接に行くと百発百中で内定をいただくことができました。
ダウンタウンといったワーホリで仕事を探している人達が多いエリアを外したのも、うまくいった理由かもしれません。
ただ残念ながらジャパレスにはいつの時代も怪しい噂が流れています。賃金の誤魔化しやら、悪い待遇など…。
Moto達ワーホリの人間はいくらでも換えが効く人材ですし、ワーホリをしている側も限られた1年間でやりたいことが多く、長期で働かない傾向にあることがこうした現象を招いている理由なのかなとも思います。
今回Motoが気をつけなければならないのはビザサポートの可能性でした。
9ヶ月働いたものの「永住権サポートするとは約束していません。あくまで能力を見て判断すると言いました」と宣告されては再起不能です。
お店側もビザ発給に手数料を払う必要がある(とあるお店では$5,000と言っていました。実際の金額の確認はしていません)ので仕方ないところもあるとは思いますが、中にはビザサポートをエサにワーホリを長期で働かせるレストランもあると言います。
また、お店としてもビザサポートをした以上はすぐに辞められたら困るので、ビザ申請後最低3年間は働くことを条件としているところがほとんどでした。
「石橋を叩いて渡り、叩きすぎて壊すこともあるものの、そんなもんで壊れるくらいなら構わん」というくらい慎重なMotoは、ここで以前お話を聞かせていただいた最大手の日系ビザコンサルティング会社に問い合わせをします。
ビザ申請は法的ドキュメントのやり取りとなってややこしいので、ジャパレスがビザ申請をするなら大抵の場合この会社を通すだろうと考えてのことです。
判明した結果は自分が内定をもらいビザサポートをすると言っていたジャパレス5軒のうち、申請実績があったのは3軒、そのうち1軒はマネージメント層のビザ申請で、調理補助スタッフレベルでの申請ではありませんでした。
もちろん申請実績のなかった2軒も、別の日系コンサルティング会社、あるいは日系以外の会社を通して申請しているのかもしれません。
ただ、申請実績のなかった2軒は「能力次第で」という部分の強調が強かった印象がありますし、待遇面の説明もおざなりでした。
Motoはなんとなく恐怖を感じます。
なにせ本当にビザサポートをしてもらえるとしても、オーナーのさじ加減一つで簡単に消えてしまう話です。
おまけに同僚と部下からは大抵好かれるものの、上司や年上の方には嫌われやすい傾向のあるMotoにとっては不安が残ります(外国人の場合は英語で話すフラットさのせいか、年齢が上でも嫌われない)。
永住権の申請費用を会社が出すというのもいい気持ちがしません。
「会社が出してくれるんだからお得じゃないか」という方も多いと思いますが、それが足かせとなって数年拘束されたり、プレッシャーを与えられるのは望むところではありません。それなら自分で費用を出すほうが性に合っています。
とはいえ、そんなワガママな自分好みの話があるわけが…………ってありました。
マニトバ州がやっている「マニトバノミニープログラム」です。
マニトバノミニープログラムとの出会い
このマニトバ州、夏は蚊の大群、冬はマイナス40度というとんでもない気候のようです。
そのためか、バンクーバーのある温暖な気候のブリティッシュコロンビア州と違って、移民が少ない様子。
少しでも移民に来てもらって産業を発展させたいという狙いからか、永住権申請の条件が他州に比べて圧倒的に緩く設定されています。
以下、引用。
マニトバノミニーログラム(MPNP)を利用したカナダ移民のメリット
雇用主をみつける必要がない多くの場合、州ノミニープログラムではその州内での雇用を確保することが移民申請の第一条件となりますが、マニトバノミニーログラム(MPNP)ではその必要がありません。カナダ全体的に就職状況が厳しい状況の中、大変魅力的なポイントです。
適応力のポイントを加算しやすいワーキングホリデーを利用したマニトバ州内での就労や州内での就学、友人の有無など、適応力の項目にポイントを加算しやすいものが多いのが特徴です。
適応力に加算される就学、就労期間が短いマニトバ州との関わりを証明できると適応力のポイントを上げることができます。マニトバ州内での就学は1年以上、就労は6ヶ月以上と短期間でもポイントにつながります。
職歴はどんなものでも適応される職歴のポイントとなる職種に制限がありません。どんな職種でも働いた期間は職歴として計算することができます。
マニトバ州内での職歴も職種を問われない適応力を上げるためにマニトバ州内で就労する場合にも、職種の指定はありません。
申請費が無料マニトバ州政府へ支払うノミニープログラムの申請料が無料です。(カナダ政府への移民申請料は別途必要です。)
なんという緩さ。
永住権を狙ったことがある人なら分かると思いますが、圧倒的な簡単さです。
これは永住権のバーゲンセールやで。
実際に日本人でマニトバで永住権を取得された方のブログもありました。
飛ばない帽子のカナダ生活ブログ様
この方は自分より年上で、かつ、奥様と3人のお子様を連れて永住権取得に成功されたそうです。
マニトバ州の州都ウィニペグが気に入られたそうで今もお住まいだとか。
バンクーバーを離れるかどうか迷いました。
せっかく内定ももらっているんだし、もう少しバンクーバーに滞在してもいいんじゃないかって。
散々迷っていたところで鴨川会長が教えてくれました。
はい、会長!
未知の土地、ウィニペグへ!
お話をいただいていた合計7社の内定はすべてお断りしました。
Greyhoundという長距離バスのチケットも買いました。お値段C$158、乗車時間合計35時間(乗り継ぎ2回)。広いカナダを嫌でも体感ですね。
オーストラリアの真夏の砂漠では蝿と共存してきたMotoが、今度は冬はマイナス40度になるウィニペグで蚊の大群と戦ってきますよー。
さらばバンクーバー。
永住権が取得できたらまた会いましょう。