ども!
バンクーバーからウィニペグに移ってきて、3週間ほど経ちました。
フルタイムで働かせてもらえるお仕事も見つかり、この街にどっかりと腰を据えることになりました。
ウィニペグと、ウィニペグで出会えた人々にこの場を借りてお礼を申し上げます。m(__)m
さて、とにかく情報量の少ないウィニペグ。
そんな隠れ家的なこの街はどんなところか、Motoなりに紹介していこうと思います。
街中のオシャレなペイントその2。カナダ人アーティストのラリーは「やっべ、これ超イケてるわー」とのこと。
と言っても、まだ到着して3週間も経っていない新参者ですので、「分かってないなー、この人」みたいなところがあったらゴメンナサイ。
さらっと書こうと思っていたんですが、結構ボリュームが出てきそうな予感がしまして、小分けにシリーズ化していこうかなと思ってます。
飽き症なMotoなので続くか心配ですが、まあ、気楽にやっていきましょう。
ウィニペグのイメージ
初回ということで街の特徴からいってみましょう。
一般的なことはWikipediaさんにお任せだぜ!
この街に来る前にMotoがネットで調べたり、バンクーバー在住のカナダ人に聞いて知っていたのは以下のとおりです。
ウィニペグのイメージは……
- 治安が悪い。
- 蚊が多い。
- 冬の寒さがカナダNo.1。
- 人が優しい。
- 観光名所が何もない。
なんてこった、いいところがあんまりないじゃないか!
「治安が悪い」と「人が優しい」ってなんか矛盾してないか?
はたしてウィニペグの真実はどんなものなんでしょうか?
よし、一項目ずつMotoが独断と偏見で特集していきますよー!
結構質問されることが多かったので、最初に治安について書きます。
実際来てみてどうだったの?<治安編
どこの街もそうでしょうけど、これは場所によると思います。
ナイフによる殺傷事件の数は多いそうですし、Motoが滞在中のホステルもなかなかに治安がよろしくないエリアのようですが、今のところ問題ありません。
ホステルのセキュリティは超厳重で、Motoが過去に滞在したホステル中、最強の構えですね。
銃火器を持ち出されない限りは宿泊客の安全は確保されるでしょう。
入り口でカードキー、エレベーターでカードキー、ラウンジ入るのにカードキー、部屋入るのにカードキー、部屋の電気つけるのにカードキー。
もうね、「部屋に戻るまで何回カードキー使うねん」って感じです。
ノースエンドと呼ばれるエリア
ノースエンドと呼ばれるエリアはウィニペグで最も治安が悪いそうで、そこの出身のセキュリティガードのヘンリー(26)からは数々の武勇伝を聞かせてもらいました。Motoが滞在しているホステルはノースエンドの一歩手前に位置しているようです。
だからこんなにセキュリティが凄まじいんですね。納得。
大学構内で見つけた午後6時を過ぎたらバス停や駐車場まで学生を安全に送迎するサービスのポスターです。
でもノースエンドにはMotoお気に入りの格安スーパーマーケット「Giant Tiger(ジャイアントタイガー)」があるので、避けてとおれません。
ジャイアントタイガー。Motoはずっと「カナディアンタイガー」と勘違いしてました。断然安い!
ウィニペグの治安を統計的にチェック
ご参考までにカナダの犯罪件数の統計が分かるサイト「Canada’s most dangerous cities(カナダで最も危険な街)」をどうぞ(英語)。
総合ランキングページを見てみましょう。
総合9位ですが、人口50万人を超える都市としてはカナダでトップです。
また、暴力事件発生率では第2位を記録するなど、なかなかに優秀な成績を記録。
しかし、我がウィニペグを抑えてブッチギリの総合第1位「Prince George(プリンスジョージ)」とはいったい何者なんでしょうか。暴力事件、非暴力事件ともに1位です。おそらく「北斗の拳」に出てきそうな人たちが「Yeehaa!」って叫んでいるのでしょう。クチコミ欄を読んでみると、事実、ギャングによる抗争もあったようですね。
Prince George(プリンスジョージ)想像図。 世紀末な世の中で青春を謳歌する若者たち。
ここウィニペグでは上記の画像のようなことはありません。当たり前か(笑)
治安が改善されつつある真っ只中
街中はなかなか綺麗ですし、突然ホームレスに怒鳴られることもなく、Motoは世間で言われているほど治安の悪さを感じていません。
先日読んだ新聞にはウィニペグの犯罪発生率は5年前と比較して25%減少したと、警察のお偉いさんが語っていました。
ウィニペグも徐々に安全になっているのだと思います。
が、ホステルで出会ったモントリオールの大学生・リチャードには「なるほど、それはいいことだ。でも、いったい何件の犯罪件数から25%減少したんだい?」と言われてしまいました。
Good question!
たしかに犯罪の件数は新聞に書かれていなかったッス。
とはいえ。
怪しげな人には近づかない、夜間の外出は控える、やや早足で歩く、人通りが少なかったり割れたガラス片が散らばっている通りは避けるなど、基本的な原則を守っていれば、北斗神拳を覚えて自衛しなくても大丈夫でしょう。
また、上記の話は危険と言われる限られたエリアを前提としたお話で、ウィニペグ全体がどこも危ないわけではもちろんありません。
郊外に出ればのどかーな広々とした風景も広がっていますよ。
危険といわれる街で身構えた状態と、安全といわれる街で油断している状態で暮らす。どちらが犯罪に合いやすいかと言われれば、Motoは後者だと思います。
いちばん危ないのは「危険な街で危険を知らずに油断している」ですので、このブログを読んだ人がそうしたことがないようにしてくれればいいなと思います。
と、偉そうに語っているMotoですが、もちろん僕も気をつけます。
ウィニペグ紹介の一回目からちょっと暗い話題を選んでしまいましたが、Motoはこの街が気に入っております。
到着した初日から何かフィーリングが合うなと感じてましたが、今もそれは続いています。
例えて言うなら1度も話したことがない、悪い噂をよく聞く人物がいて、たまたま話してみたら実はメチャクチャいい奴だった、みたいな街ですね、ウィニペグは。別の言い方するなら、酷評されていた映画を観たら「案外これ名作じゃね?」と思った経験に似ているというか。
まあ、そんな例え話はいいか(笑)。
次回は残りの街の特徴について書いていきます。
きっとウィニペグの良い面を紹介できる……ハズ!
参考になります。
治安も心配してましたが、意外と気を付けてたら大丈夫なんですね。それ聞いて安心しました。
仕事は選ばなければフルタイムの仕事も見つかるもんですか?
山羊男さん、仕事のあるなしは気になるところですよね。
仕事を選べる方もいるかもしれませんが、Motoにはそれだけのキャリアも特殊なスキルもありません(そのぶんいろいろなことを器用にこなせますが)。
こうして短期間でフルタイムのお仕事がいただけたのは本当に幸運だったのだと思います。
こちらマニトバには公的な機関が移民のサポートをしてくれますので、そうした人々の力を借りると良いかもしれません。
とにかくマニトバやウィニペグの公式サイトを読んで有効活用されることをオススメします。
はじめまして。
年末よりカナダにワーホリに行くものです。
正直初めての海外生活だし、英語のレベルもまだまだです。
でもぜひワークビザを取得したい、できれば永住したいと思ってます。
なので、これからもこちらのブログを参考にさせて頂きたいと思います★
質問ですが、やはりバンクーバーよりもマニトバの方が外人でも働ける仕事はあるのでしょうか。
hanaさん、こんにちは!
仕事の数でいえばバンクーバーのほうが多いと思います。
Motoがウィニペグを選んだ理由は永住権取得に有利なこと、そして人が選ばない選択が好きだからです(笑)
マニトバでの仕事にどれだけ英語が必要になるかですが、日本語の情報がないだけに、少なくともエージェントに頼らず暮らしていけるレベルは必須かと思います。
返信ありがとうございます。
そーですよね、都会の方がありますよね。
すみません、motoさんが短期間でフルタイムのお仕事を決められていたので、割と仕事あるのかなとか思ってしまいました。motoさんの実力ですよね。
これからも移民サポートとかの情報お願いします。
hanaさん
自分が書く情報は独断と偏見に満ちあふれていますので、まずはマニトバ州のウェブサイトや、ウィニペグの公式サイトなどをじっくりと読み、移民になるための情報を英文で読み込むことをオススメします。
どうやってウィニペグで仕事を手に入れるか手助けしてくれる情報も掲載されていますし、何よりそこに英語で書かれた情報が最も信頼できる貴重なソースです。
辞書を片手に読み解かれれば英語も伸びて一石二鳥です(・∀・)
Motoがこれだけ早く仕事が決まったのはかなり異例だそうですし、自分でもそう思います。
いきなりフルタイムの仕事に結びついたわけでもありませんし、運やタイミングも大きく働きました。
とにかく一枚でも多くのレジュメを送って、一軒でも多くのレストランを回って、一人でも多く地元で暮らす人々と出会うよう、具体的に行動を進めていくことが大事かと思います。
新規開拓の飛び込みをしている営業マンくらいのテンションが望ましいです(笑)
よかったらMotoの過去の記事「ワーキングホリデー中の仕事探し」も参考にしてみてくださいませー。
ヤスクスです!
ウィニペグの犯罪率は
原住民同士の小競り合いが主で、
人口少ないから犯罪率は高いけど件数は他と比べたら少ないから
その分ウィニペグは安全だと思う!
ソースは朝方3、4時に出歩いてた私
ヤスクスさん
コメントありがとうございます!
オーストラリアでもそうでしたが、先住民には先住民のルールや掟があって、なかなか自分たちでは理解できない行動もありますよね。
怖い部分もありますが、「カタギ(先住民以外)の人には手を出さない」的な取り決めがあってくれると嬉しいんですが……(;・∀・)
ウィニペグ歴の長い方からのコメントには大感謝です。
新参者のMotoの至らぬ点を補足してくださいませー!
こんにちは、いつもブログを拝見させて頂いてますマユと申します。 ウィニペグ(移住)に興味があり、ご連絡させていただきました。今年カナダに行くことは決めてているのですが、そのままウィニペグにワーホリで行き→カレッジ入学→ポストグラジュエートで就労目指すか、他州で有給インターンをして資金を少しためてから2年目にウィニペグのカレッジ→ポストグラジュエートで就労を目指すか悩み続けています。いずれは、マニトバ州のPNP制度を使って移民を目指しているのですが、噂によると他州での就労や就学があると審査に通りにくいときくのですが、どうなのでしょうか?ウィニペグでお仕事がすぐに見つかるか心配な気持ちもあります。大変お手数をおかけしますが、返信お待ちしております。
こんにちは。
移住が最初から目的でしたら、ワーホリの段階でフルタイムの仕事を六ヶ月してMPNPの申請をして永住権を取得したら良いのではないかなと思います。
その後の学費なども外国人プライスではなくカナダ人と同じ金額で通えるようになりますし。
他州の就労経験、学歴はマイナスに働きます。
過去記事や、このブログのMPNP翻訳ページを参考にしてみてください。